タルトの魅力を探る:神戸に根付くフランス発祥のお菓子の奥深さ

皆さんは、タルトを一言で説明できますか?

神戸の知り合いに手土産のリクエストについて聞いたところ「タルト」という回答が速攻で返ってきました。

なんとなくイメージは出来るのですが、タルトについて学んだことがなかったので情報を整理してみました。

もし宜しかったら私の勉強にしばらくの間、お付き合いをお願いします。

パンチです

最後までどうぞご覧ください



目次

世界へ羽ばたく、フランス発祥のお菓子タルト

タルトはフランス発祥のお菓子です。

フランス語で「タルト」とは、パイ生地やクッキー生地の上にフルーツやクリーム、ナッツなどを乗せて焼いたものを指します。

フランスでは「タルト・タタン」や「タルト・オ・シトロン」など、さまざまな種類のタルトが楽しまれています。

世界への広がり

タルトはその後、世界中に広まり、各国で独自のアレンジが加えられています。

古代ローマ時代

タルトの歴史は非常に古く、古代ローマ時代にまで遡ります。

この時代には、ラテン語で「torta(トルタ)」と呼ばれる丸い形の菓子が存在していました。

これがタルトの原型とされています。

中世ヨーロッパ

中世ヨーロッパでは、タルトは貴族や王族の間で人気のあるデザートとなりました。

この時代には、フルーツやナッツ、クリームを詰めたタルトが作られていました。

特にフランスでは、タルトが発展し、さまざまなバリエーションが生まれました。

近代

近代に入ると、タルトはヨーロッパ全土で広まり、各国で独自のアレンジが加えられるようになりました。

フランスでは、タルト・タタンやタルト・オ・シトロン(レモンタルト)などが有名です。

また、イタリアでは「クロスタータ」と呼ばれるタルトが人気です。


タルト・タタンの詳細

起源と歴史

タルト・タタン(Tarte Tatin)は、フランスの伝統的なアップルタルトで、逆さまに焼かれるのが特徴です。

19世紀末にフランスのロワール地方にあるタタン姉妹(ステファニーとカロリーヌ)が経営するホテルで誕生しました。

伝説によれば、ステファニーがリンゴのタルトを作っている最中にうっかりリンゴを焦がしてしまい、急いで生地を上からかぶせて焼き上げたところ、逆さまにしたタルトが美味しかったことから生まれたと言われています。

特徴

タルト・タタンは、キャラメルでコーティングされたリンゴの甘さとタルト生地のサクサク感が絶妙にマッチしたデザートです。

引用元:パティスリー モンプリュ公式ホームページ

温かいままでも冷やしても美味しく、バニラアイスクリームや生クリームを添えるとさらに美味しさが引き立ちます。

パイ生地の上にアツアツで甘々のリンゴが乗ってて、冷え冷えのアイスクリームが添えてあるデザート、名前は知りませんでしたが私、何度か食べたことありました。

パリオリンピックで改めて再発見された「仕事の雑さ加減」と「食へのこだわり」、さすがフランス人です。

素晴らしく美味しいものを発見してくれて感謝です。


タルト・オ・シトロンの詳細

特徴

タルト・オ・シトロン(Tarte au Citron)は、フランスの伝統的な爽やかなレモンの風味のタルトです。

フランスで広く愛されてる「レモンの酸味と甘みのバランスが絶妙」な「夏のスイーツ」として人気があります。

タルト・オ・シトロンは、レモンの酸味が効いた爽やかな味わいが特徴です。

引用元:パティスリー モンプリュ公式ホームページ

タルト生地のサクサク感とレモンクリームの滑らかさが絶妙にマッチし、デザートとしての完成度が高いです。

メレンゲを乗せることで、さらに豪華な見た目と味わいを楽しむことができます。


日本の夏の伝統的なスイーツと言えば「宇治金時」に代表される「かき氷」など冷たいものが多いですね。

これも各地の風土を含めたお国柄が現れているような気がしますね。

引用元:ますだ茶舗ホームページより

フルーツタルトの魅力

タルトと言われるとまず思い浮かべるのが、カラフルな宝石箱のようなフルーツタルトですね!

季節のフルーツをふんだんに使ったタルトは、見た目も華やかでお洒落です。

フルーツタルトは、ベリー系やレモン系以外にも1年を通じてキウイ、パイナップルが楽しめます。

春には「あまおう」などのイチゴ、

夏にはサクランボ、マンゴー、ブルーベリー、ラズベリー、

秋にはイチジク、ブドウ、リンゴ、洋ナシ、

そして冬にはリンゴ、オレンジなどなど、季節の果物の組み合わせも美味しそうですね!


抹茶タルトの魅力

日本らしい抹茶の風味が楽しめるタルトは、和のテイストを感じさせるお洒落な選択です。

上品な味わいが特徴で、京都の老舗茶舗「ますだ茶舗」を始めとする数店舗で販売されています。

ますだ茶舗の抹茶タルト

ますだ茶舗の抹茶タルトは石臼引き宇治抹茶を使用した風味豊かなお菓子です。

「しっとりと口当たり良く香ばしいダマンド生地のタルト」に、

「甘酸っぱいフランボワーズジャムと抹茶のハーモニー」が特徴です。

引用元:京都宇治土産.com

フランポワーズはフランス語で「ラズベリー」を意味します。

鮮やかな赤が美しく、フレッシュな香りが楽しめる高級スイーツに欠かせないフルーツですね。

ダマンド生地の詳細

ダマンド生地(Crème d’amande)は、アーモンドクリームとも呼ばれます。

アーモンドパウダー、バター、砂糖、卵を混ぜ合わせて作られるクリーム状の生地です。

タルトやパイの「フィリング」として使われ、焼き上がるとしっとりとした食感とアーモンドの香ばしい風味が楽しめます。

フィリング

タルトの味や食感を決定する重要な要素で、アーモンドクリーム以外に次のようなものがあります。

  • フルーツフィリング:リンゴのコンポート、ベリーのジャム、レモンクリームなど
  • クリームフィリング:滑らかでリッチな味わいのチョコレート・ガナッシュ、バニラ風味のカスタードクリーム
  • チーズフィリング:クリームチーズやリコッタチーズなどの濃厚でクリーミーな味わいが特徴です
  • その他:キャラメルフィリングや抹茶クリーム、ピーカンナッツフィリングなどなど

ダマンド生地の用途

ダマンド生地は、タルトやパイのフィリングとしてだけでなく、ケーキやデザートのベースとしても使用されます。

特にフルーツとの相性が良く、季節のフルーツを使ったタルトにぴったりです。


チョコレートタルトの魅力

チョコレートタルトは、タルト生地の上に濃厚なチョコレートガナッシュを乗せて作られます。

ガナッシュは、チョコレートと生クリームを混ぜ合わせたもので、滑らかでリッチな味わいが特徴です。

タルト生地のサクサク感とガナッシュの滑らかさが絶妙にマッチし、一口食べると口いっぱいに広がるチョコレートの風味が楽しめます。

チョコレートタルトは、シンプルながらも美しい見た目が特徴です。

引用元:パティスリー モンプリュ公式ホームページ

タルト生地の上にチョコレートガナッシュを流し込み、冷やし固めることで、ツヤのある美しい表面が出来上がります。

デコレーションとして、フルーツやナッツ、金箔などを使うことで、さらに豪華な見た目に仕上げることができます。

チョコレートタルトは、さまざまなバリエーションが楽しめます。

例えば、ホワイトチョコレートやダークチョコレートを使ったもの、フルーツやナッツを加えたものなど、アレンジの幅が広いです。

季節ごとのフルーツを使ったり、特別なイベントに合わせたデコレーションを施したりすることで、オリジナリティあふれるタルトを作ることができます。

チョコレートケーキとの違いは一言でいえば「食感の違い」です。

チョコレートケーキは、スポンジケーキやブラウニーなど、ふわふわとした食感が特徴です。

一方、チョコレートタルトは、サクサクとしたタルト生地と滑らかなガナッシュの組み合わせが特徴です。

食感の違いが、それぞれのデザートの魅力を引き立てます。


神戸にタルトの名店が多い理由

神戸でパティスリーなどを調べているとタルトの専門店の多さに驚かされます。

その理由については以下のようなものがあるようですよ。

1. 洋菓子文化の発展

神戸は、19世紀後半から20世紀初頭にかけて、外国人居留地として栄えました。

この時期に多くの外国人が神戸に住み、彼らが持ち込んだ洋菓子文化が根付いたことが、神戸の洋菓子文化の発展に大きく寄与しました。

特にフランスやドイツの洋菓子が広まり、タルトもその一環として人気を博しました。

2. 高品質な材料の入手

神戸は港町であり、世界中から高品質な材料が集まる場所でもあります。

新鮮なフルーツや高品質なバター、チョコレートなど、タルト作りに欠かせない材料が豊富に手に入ることが、名店が多い理由の一つです。

3. 職人技術の高さ

神戸には多くの洋菓子職人が集まり、彼らの技術が高いことも名店が多い理由です。

洋菓子職人たちは、伝統的な技法を守りつつ、新しいアイデアや技術を取り入れて、独自のタルトを作り上げています。

4. 洋菓子店の競争

神戸には多くの洋菓子店があり、競争が激しいことも名店が多い理由です。

洋菓子店同士が切磋琢磨し、より美味しいタルトを提供するために努力しているため、自然と名店が多くなります。

5. 地元の支持

神戸の人々は洋菓子に対する関心が高く、地元の洋菓子店を積極的に支持しています。

この地元の支持が、洋菓子店の発展を支え、名店が多くなる要因となっています。

これらの要因が組み合わさり、神戸にはタルトの名店が多く存在するのです。


神戸の代表的なお店の紹介

神戸には多くのタルトの名店があります。

以下は、その中から特におすすめ3店舗と、それぞれのチョイスした理由と代表作を紹介します

ア・ラ・カンパーニュ(A la Campagne)

チョイスした理由:

神戸発祥のタルト専門店で、季節のフルーツをふんだんに使ったタルトが魅力的です。

フランスのプロヴァンス地方をイメージした温かみのあるスイーツが特徴です。

関東~九州の18店舗でテイクアウトできて、インターネット通販もされている神戸のタルトの代表店舗ですね。

引用元:ア・ラ・カンパーニュ 公式ホームページ

代表作:

タルト・メリメロ – 季節のフルーツをたっぷり使った華やかなタルトです。

インターネットでホールタルトの事前予約やメッセージプレートも準備出来て手土産には最適です。

パティスリー モンプリュ(Patisserie Mont Plus)

チョイスした理由:

繊細なプチガトーから焼き菓子まで幅広く取り扱っており、特にタルトの評価が高いです。

フランス菓子の伝統を守りつつ、新しいアイデアを取り入れています。

こちらもオンラインショップを構えており全国から注文することができます。

代表作:

タルト・フロマージュ – 濃厚なチーズの味わいが楽しめるタルトです。

引用元:パティスリー モンプリュ公式ホームページ

パティスリー トゥーストゥース(Patisserie Tooth Tooth)

チョイスした理由:

神戸の中心地に位置し、洗練された雰囲気の中で美味しいタルトが楽しめます。

季節ごとの限定タルトも人気です。

またこちらのお店は本店と三宮店は年末年始も営業頂けるようです。

初詣の帰りに大切な方と一緒に立ち寄って、日常の中の非日常を楽しみたいですね。

代表作:

タルト・ポンム – 紅玉りんごのコンポートを香ばしく甘いキャラメルとタルトにあわせました​。

これらの名店は、それぞれ独自の魅力と美味しいタルトを提供しています。

神戸を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてくださいね!

まとめ

タルトについて情報収集してみたところ歴史・製法・生地やフィリングの種類など、見た目だけでは分からない奥深過ぎる魅力に気が付きました。

伝統的なタルトの他に、季節限定のフルーツタルト、バレンタインやクリスマスのイベントに合わせたチョコレートやイチゴのタルト、夏場に一服の清涼感を感じることが出来るレモン風味のタルトなどなど、多くの名店でタルトの名作が生み出されています。

パティシエの皆さんにはそれぞれのこだわりがあり、また消費者にも多彩な好みがあります。

結論としてタルトを手土産にする際には、持っていく相手の好みの確認と、店員さんのアドバイスが不可欠ですね。

大切な方へのプレゼントのチョイスで、更に品格を磨きたいと思わせられた2024年の年末でした。

パンチです

最後までご覧頂き
有難うございました。

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