野菜・果物– tag –
野菜や果物の育て方や調理方法についての紹介記事です
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早期退職からの脱サラ農業ガイドです 自営農家時代の失敗談(2)
農業の世界には、予期せぬ出来事や思わぬ成功が待ち受けています。 今回は、私が自営農家として経験したジャガイモ・サツマイモ栽培の失敗談と、その後の意外な成功についてお話しします。 農業の奥深さと面白さを感じていただければ幸いです。 ジャガイモ 「メークイン」をマルチ掛けして育てたらの巻 農地を借りて初めての春、2月頃にメークインを植える準備をしていたところ、地主さんを紹介してくれた農家の先輩が手伝ってくれることになりました。 体験農園で教わったやり方で植えようとしたら、「マルチ掛け」して育てた方が良いとのこと… その人の指示通りに急遽マルチを購入して植え付けました。 いよいよ6月上旬の収穫のタイミングが到来し、マルチをはがしたところ、驚きの光... -
早期退職からの脱サラ農業ガイドです 意外に儲かるゴボウ栽培!
ゴボウは日本の伝統的なお節料理に欠かせない食材の一つです。 その独特の風味と食感は、多くの家庭で愛され続けていますよね。 特に年末にかけてゴボウの需要は急増し、市場での取引量も単価も大幅に増加するんです。 9月はゴボウの種まき時期ですから、栽培に挑戦してみませんか? 月2022年2023年2024年過去5年平均1月9,576万円11,176万円10,492万円11,009万円2月9,298万円12,092万円11,992万円11,509万円3月9,133万円10,242万円10,798万円10,556万円4月10,465万円10,452万円11,533万円12,167万円5月8,784万円11,251万円9,498万円11,256万円6月8,861万円9,134万円7,943万円10,516万円7月5,724万円7,137万円5,940万円8,406万円8月5,342万円6,015万円-7,345万円9月9,322万円8,794万円-9... -
早期退職からの脱サラ農家ガイドです 大根を育てなかった理由!
私は根もの野菜の専門農家としてゴボウ、ニンジン、ジャガイモに特化して生産・出荷してました。 うちの野菜のファンになって頂いたお客さんからも 「兄ちゃんのところは大根は作らないの?あったら絶対買ってあげるのに!」と有難いリクエストを頂いてました。 理由は色々あるんですが一言で言うと「大根は重くて儲からない」から育てませんでした! 大根生産者のデメリットについて 大根は生では「大根おろし」にしたり、「サラダ」にもなりますし 「おでん」や「ぶり大根」だと主役級の働きをしてくれる秋~冬の代表野菜ですよね。 私も美味しい「おでん大根」を育ててみたんですが、1シーズンで挫折したのは割に合わない労力にありました。 一言で言うと「重くって、儲からないから... -
早期退職からの脱サラ農業ガイドです 酷暑を逆手にトマトで儲ける!
昨日スーパーに買い出しに出掛けてミニトマトを買おうと思ったら2度見してしまいました。 いつもは12個くらい入って1パック198円くらいのものが、298円になってました。 トマトの値段が高い理由は「酷暑のため」だけではありません。 「2024年問題」が深く絡んでいて、今後も夏場のトマトの高値傾向は続くようです。 やり方によっては、夏場のトマト栽培は儲かる農業の筆頭になるかも知れません。 どうぞ最後までお付き合い下さい。 2024年6月~9月のトマトの価格推移 2024年の夏は、トマトの価格が大きく変動しました。以下は、東京・大田市場におけるトマトの相対取引による卸値の「高値の平均」の推移です。 6月: 540円/キロ 7月: 621円/キロ 8月: 810円/キロ 9月: 843円/キロ(8月3... -
早期退職からの脱サラ農業ガイドです 農業関連会社の倒産
2024年8月26日、京都市に本社を置く植物工場の会社、株式会社スプレッドが京都地裁へ民事再生法の適用を申請しました。 同社は2006年1月に設立された施設園芸農業者です。 人工光制御技術を利用した水耕栽培でレタスやイチゴなどの無農薬野菜を生産しており、2007年には亀岡市に「亀岡プラント」を設立し、2018年には木津川市に「テクノファームけいはんな」を開設し、フリルレタス、プリーツレタス、スティックレタスの生産を手がけていました。 製品は外食・中食向けに販売するほか、大手スーパーのOEM商品としても生産していました。 LED照明による多段式水耕栽培方式を採用することで無農薬栽培を可能とし、露地栽培品との差別化を図っていました。 植物工場の先駆者として注目され... -
早期退職からの脱サラ農業ガイドです 国産ホタテの挑戦結果は?
2023年8月24日、中国政府は東京電力福島第一原子力発電所の処理水海洋放出に反発し、日本産水産物の輸入を全面停止したことにより、日本のホタテ産業は大きな打撃を受けました。 このような状況を受けて、日本政府の関係者は日本国民に対し、「5粒ずつ消費して!」という呼びかけを行いました。 この呼びかけは、国内消費を促進し、ホタテ産業を支援するためのものです。 国民から賛否両論が出て来ましたから覚えている方も多いでしょうが、あれから早くも1年が経つんですね。 ホタテ業界は国内需要の呼びかけ+新たな輸出先の開拓との合わせ技で、この困難を乗り越えたんです。 日本産ホタテ貝の新たな輸出先 中国への依存を減らし、新たな輸出先を開拓するため、日本政府はアメリカや... -
早期退職からの脱サラ農業ガイドです 極早生玉ねぎでリスクヘッジ!
カレー物価指数が上昇中ですよ! 2024年5月の「カレー物価指数」が過去10年間で最高値を更新し、1食当たりの費用が323円に達しました。さらに、6月には329円に上昇し、野菜やコメの価格が急騰しています。 特に、玉ねぎの価格が2024年6月時点で前年比75%もアップしている影響を受けています。 これは近年のベト病蔓延により収穫量が減っていることが原因の一つです。 家庭菜園で玉ねぎを育てることは、家計の節約だけでなく、新鮮で美味しい玉ねぎを手に入れる素晴らしい方法です。この記事では、玉ねぎの栽培方法や美味しい食べ方、さらにはおすすめの品種について詳しくご紹介します。家庭で育てた無農薬の玉ねぎを使って、カレーをもっと楽しんでみませんか? 「極早生玉ねぎ」はベ... -
早期退職からの脱サラ農業ガイドです ラディッシュと柑橘栽培のすすめ
ハツカダイコン(ラディッシュ)の栽培を始めてみませんか! せっかくのサンマ、美味しく食べたいところですが… 大根おろしにする「青首大根」の収穫は、真冬なので初サンマが出回る時期に間に合いません。 でもプランターでお手軽に栽培できるハツカダイコンの種まきは9月が適期なんです。 今まで野菜を育てたことがなかった方や初心者の方にも「ハツカダイコン」はお薦めですよ。 ご家庭で育てて初サンマと一緒に楽しめるように、園芸培土や種の準備をしてみてはいかがですか? リンク ハツカダイコンは名前の通り、種まきから20~30日間程度で収穫することができますが… 暑さに弱いので、あまり早く種まきすると発芽が揃いません。 9月に入ってからの種まきがお薦めですが、早く種ま... -
大和証券グループのパプリカ生産への挑戦
大和証券グループ本社が、証券業界とは異なる分野であるパプリカ生産に乗り出していることが注目を集めています。この取り組みは、農業と金融の融合を目指す新たなビジネスモデルの一環として位置付けられています。 「国産パプリカ」の現状について 国産パプリカの収穫時期 国産パプリカの収穫時期は、一般的に5月から9月までです。この時期に新鮮なパプリカを手に入れることができます。 国産パプリカの自給率 国産パプリカの自給率は、全体の流通量の約5〜10%程度とされています。残りの大部分は輸入に頼っており、そのうちの約8割が韓国産です。 日本国内では宮城県や茨城県、大分県などが主要な生産地として知られています。 大和証券グループの取り組み 生産拠点の整備 大和証券... -
早期退職からの脱サラ農業ガイドです 儲かる国産ニンニク!
国産ニンニクは、その風味の良さや品質の高さから、多くの消費者に支持されています。 健康志向の高まりや地産地消の意識が広がる中で、国産ニンニクの需要はますます増加しています。 本記事では、国産ニンニクの特徴や利用法、家庭菜園や生産者にとってのメリットなどについて詳しくご紹介します。 国産ニンニクの需要の増加 健康志向の高まりや地産地消の意識が広がる中で、消費者はより安全で高品質な食材を求めるようになりました。 食欲をそそる香りが特徴のニンニクは、ミネラルやビタミンB1などの栄養素を含む野菜です。秋に植付けて冬を越して翌春に収穫する「冬越し野菜」で、特に国産ニンニクはその風味の良さや品質の高さが評価され、料理のアクセントとして欠かせない存在...