野菜・果物– tag –
野菜や果物の育て方や調理方法についての紹介記事です
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早期退職からの脱サラ農業ガイドです 農業関連会社の倒産
2024年8月26日、京都市に本社を置く植物工場の会社、株式会社スプレッドが京都地裁へ民事再生法の適用を申請しました。 同社は2006年1月に設立された施設園芸農業者です。 人工光制御技術を利用した水耕栽培でレタスやイチゴなどの無農薬野菜を生産しており、2007年には亀岡市に「亀岡プラント」を設立し、2018年には木津川市に「テクノファームけいはんな」を開設し、フリルレタス、プリーツレタス、スティックレタスの生産を手がけていました。 製品は外食・中食向けに販売するほか、大手スーパーのOEM商品としても生産していました。 LED照明による多段式水耕栽培方式を採用することで無農薬栽培を可能とし、露地栽培品との差別化を図っていました。 最後までご覧くださいね 株式会... -
早期退職からの脱サラ農業ガイドです 国産ホタテの挑戦結果は?
2023年8月24日、中国政府は東京電力福島第一原子力発電所の処理水海洋放出に反発し、日本産水産物の輸入を全面停止したことにより、日本のホタテ産業は大きな打撃を受けました。 このような状況を受けて、日本政府の関係者は日本国民に対し、「5粒ずつ消費して!」という呼びかけを行いました。 この呼びかけは、国内消費を促進し、ホタテ産業を支援するためのものです。 国民から賛否両論が出て来ましたから覚えている方も多いでしょうが、あれから早くも1年が経つんですね。 ホタテ業界は国内需要の呼びかけ+新たな輸出先の開拓との合わせ技で、この困難を乗り越えたんです。 日本産ホタテ貝の新たな輸出先 中国への依存を減らし、新たな輸出先を開拓するため、日本政府はアメリカや... -
早期退職からの脱サラ農業ガイドです 極早生玉ねぎでリスクヘッジ!
カレー物価指数が上昇中ですよ! 2024年5月の「カレー物価指数」が過去10年間で最高値を更新し、1食当たりの費用が323円に達しました。さらに、6月には329円に上昇し、野菜やコメの価格が急騰しています。 特に、玉ねぎの価格が2024年6月時点で前年比75%もアップしている影響を受けています。 これは近年のベト病蔓延により収穫量が減っていることが原因の一つです。 家庭菜園で玉ねぎを育てることは、家計の節約だけでなく、新鮮で美味しい玉ねぎを手に入れる素晴らしい方法です。この記事では、玉ねぎの栽培方法や美味しい食べ方、さらにはおすすめの品種について詳しくご紹介します。家庭で育てた無農薬の玉ねぎを使って、カレーをもっと楽しんでみませんか? 「極早生玉ねぎ」はベ... -
早期退職からの脱サラ農業ガイドです ラディッシュと柑橘栽培のすすめ
ハツカダイコン(ラディッシュ)の栽培を始めてみませんか! せっかくのサンマ、美味しく食べたいところですが… 大根おろしにする「青首大根」の収穫は、真冬なので初サンマが出回る時期に間に合いません。 でもプランターでお手軽に栽培できるハツカダイコンの種まきは9月が適期なんです。 今まで野菜を育てたことがなかった方や初心者の方にも「ハツカダイコン」はお薦めですよ。 ご家庭で育てて初サンマと一緒に楽しめるように、園芸培土や種の準備をしてみてはいかがですか? リンク ハツカダイコンは名前の通り、種まきから20~30日間程度で収穫することができますが… 暑さに弱いので、あまり早く種まきすると発芽が揃いません。 9月に入ってからの種まきがお薦めですが、早く種ま... -
大和証券グループのパプリカ生産への挑戦
大和証券グループ本社が、証券業界とは異なる分野であるパプリカ生産に乗り出していることが注目を集めています。この取り組みは、農業と金融の融合を目指す新たなビジネスモデルの一環として位置付けられています。 「国産パプリカ」の現状について 国産パプリカの収穫時期 国産パプリカの収穫時期は、一般的に5月から9月までです。この時期に新鮮なパプリカを手に入れることができます。 国産パプリカの自給率 国産パプリカの自給率は、全体の流通量の約5〜10%程度とされています。残りの大部分は輸入に頼っており、そのうちの約8割が韓国産です。 日本国内では宮城県や茨城県、大分県などが主要な生産地として知られています。 大和証券グループの取り組み 生産拠点の整備 大和証券... -
早期退職からの脱サラ農業ガイドです 儲かる国産ニンニク!
国産ニンニクは、その風味の良さや品質の高さから、多くの消費者に支持されています。 健康志向の高まりや地産地消の意識が広がる中で、国産ニンニクの需要はますます増加しています。 本記事では、国産ニンニクの特徴や利用法、家庭菜園や生産者にとってのメリットなどについて詳しくご紹介します。 国産ニンニクの需要の増加 健康志向の高まりや地産地消の意識が広がる中で、消費者はより安全で高品質な食材を求めるようになりました。 食欲をそそる香りが特徴のニンニクは、ミネラルやビタミンB1などの栄養素を含む野菜です。秋に植付けて冬を越して翌春に収穫する「冬越し野菜」で、特に国産ニンニクはその風味の良さや品質の高さが評価され、料理のアクセントとして欠かせない存在... -
夏休み本番 BBQを楽しい思い出にするための注意事項です!
来週からお盆休みという方も多いことでしょう!河原や海岸でのBBQシーズンの予定がある方もいらっしゃると思います。 友人や家族と一緒に楽しい時間を過ごすために、火の取扱いや熱中症対策以外に「食中毒の予防」にも気を付けたいところです。 以下のポイントを押さえて、安全で楽しいBBQを楽しみましょう。 ジャガイモの取扱い 鶏肉の生焼け防止 ペットを触った後の手洗い ジャガイモによる食中毒の予防方法 実は野菜で最も多い食中毒の一つはジャガイモによるものです。 そのため多くのジャガイモの生産者は、生育中や収穫時には出来るだけ日光に当てないよう気を付けて、出荷までの管理においても発芽しないよう気を付けてます。 BBQに限らずジャガイモを買い出しのとき、調理する... -
早期退職からの脱サラ農業ガイドです スルメイカ不漁の影響
近年、スルメイカの漁獲量は大幅に減少しております。2000年には約33万トンあった水揚げ量が、2018年には約4万7千トンと、約20年で8分の1までに減少しています。 漁獲量が過去最低となったスルメイカ、価格がマグロの赤身よりも高くなるという現象が起こっています。野菜の生産者にとっても、このニュースは非常に重要です。 引用:weathernews jp 7月27日付の日経電子版の記事によると、原因は黒潮蛇行という異常気象で、日本近海を回遊するスルメイカが外洋へ出て行っているという状況です。 燃料も高騰している中で、漁業関係者の皆さんも大変なことだと思います。 この影響は来年以降も続く可能性があり、サンマ、イカナゴ、シシャモ等に続いて、以前は庶民的な食材だったものが高級... -
山形県の魅力を発信 フルーツ・ラーメン・ソバ最高っ!
2024年7月25日、秋田県と山形県は集中豪雨に見舞われ、多くの方々が被害を受けました。被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。 実は30年前、新入社員として私が配属されたのがこの山形県で、第2の故郷を襲った災害に大変胸を痛めております。今回は応援の気持ちを込めて、その山形県の魅力を発信したいと思います。 山形県の果物は「さくらんぼ」だけではないんです 山形県はその豊かな土壌と気候に恵まれ、多くの果物が生産されています。 さくらんぼ:全国1位山形県はさくらんぼの生産で全国をリードしています。山形県のさくらんぼの収穫量は約9,160トンで、全国の収穫量(1万3,100トン)の約69.9%を占めています。残念ながら収穫のシーズンは丁度終わったところなんですが、... -
早期退職からの脱サラ農業ガイドです 儲かる「オクラ」、究極の台風対策
2024年8月、大型の台風10号が九州に上陸し、オクラ農家に大きな被害が出ました。 被害に遭われた皆さんにはお見舞い申し上げます。 こちらの記事では、大型・猛烈な台風接近時に「オクラ」の生産者が取るべき対応を含めて、 少しでも多くオクラで儲けられる方法について紹介しています。 私が実践したオクラの台風対策は・・・台風接近前に短いものや花も含めて『全採り』あるのみです! もう一つは残暑の厳しさを逆手に取って種まき時期を遅らせる作戦です。 年々残暑は厳しくなる一方ですから、通常5月頃に行うオクラの種まきを7月にずらしてみてはいかがですか? 台風の影響で競合が減って単価が高くなった時期に出荷できる可能性があります。 詳しくは目次から「儲かるオクラ栽培に...