儲かる農業– tag –
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まとめ記事 これから始める農業は、「趣味の範囲」で取り組んでみては?
地球温暖化の進行は、農業の未来に深刻な影響を及ぼしています。ベテラン農家でさえ対応に苦慮している現状では、これから農業を始めようとする方にとって、収益化を目指すことは非常に困難であると言わざるを得ません。 農業を生活の手段とすることに固執するのではなく、発想を転換し、「趣味」として農業を楽しむという選択肢があります。これは現実的なリスクを抑えつつ、その魅力を存分に味わえる方法です。 生活の糧とするには多額の初期投資や作業負担が必要な作物もありますが、趣味として取り組むことで日々の作業を気軽に楽しむことが可能になります。 どうしても収益性を追い求めたいという方は、高付加価値の作物を選ぶことで、持続可能な農業に挑戦する道も開けるでしょう... -
日本の食糧安全保障を考える—未来に向けて政策検討してみましょっか?
近年、異常気象や国際的な緊張の影響で食糧供給が不安定になる可能性が高まり、日本国内でも「食糧供給困難事態対策法」が施行されました。 しかし、この法律の実効性には数々の疑問点があり、Yahoo!ニュースでも多くの方が議論されておられました。 今回、私が提案する政策の方向性について、以下にまとめてみました。 皆さんのご意見もどうぞお寄せください。 食糧供給困難事態対策法とは 議論の的となっていたのが、2025年4月1日に施行されるこの法律です。 その目的は「食糧供給が不足する事態への備え」として制定されました。 法律の主な特徴は以下の通りです 3段階の対応 第1段階: 食糧供給が不足する兆候に対して政府が対策本部を設置し、農家や事業者に増産の要請を行います... -
高まる国際的評価 「日本ワイン」の魅力と課題とは?
日本国内では将来のワイナリー進出を視野にブドウ園を開園する企業・団体・個人が増えてます。 2012年に263軒であったワイナリーが2021年には413軒となってます。 これは世界の中で『日本ワイン』の評価が高まっていることが背景としてあり、多くの先人の挑戦の賜物です。 一方で気候変動の大波は、世界の歴史あるワイン産地にも例外なく影響が出ております。 産地によっては作付けするブドウの品種やブドウ園の場所を寒冷地に移す検討もされています。 どうぞご一読を頂けると大変うれしく思います。 国産ワインと『日本ワイン』の違いとは 世界で評価が高まっているのは日本ウイスキーだけではありません。 従来「水っぽい」と評されていた「日本ワイン」も近年では世界のワインコン... -
早期退職からの脱サラ農業ガイドです 意外に儲かるゴボウ栽培!
ゴボウは日本の伝統的なお節料理に欠かせない食材の一つです。 その独特の風味と食感は、多くの家庭で愛され続けていますよね。 特に年末にかけてゴボウの需要は急増し、市場での取引量も単価も大幅に増加するんです。 9月はゴボウの種まき時期ですから、栽培に挑戦してみませんか? 月2022年2023年2024年過去5年平均1月9,576万円11,176万円10,492万円11,009万円2月9,298万円12,092万円11,992万円11,509万円3月9,133万円10,242万円10,798万円10,556万円4月10,465万円10,452万円11,533万円12,167万円5月8,784万円11,251万円9,498万円11,256万円6月8,861万円9,134万円7,943万円10,516万円7月5,724万円7,137万円5,940万円8,406万円8月5,342万円6,015万円-7,345万円9月9,322万円8,794万円-9... -
早期退職からの脱サラ農業ガイドです 酷暑を逆手にトマトで儲ける!
昨日スーパーに買い出しに出掛けてミニトマトを買おうと思ったら2度見してしまいました。 いつもは12個くらい入って1パック198円くらいのものが、298円になってました。 トマトの値段が高い理由は「酷暑のため」だけではありません。 「2024年問題」が深く絡んでいて、今後も夏場のトマトの高値傾向は続くようです。 やり方によっては、夏場のトマト栽培は儲かる農業の筆頭になるかも知れません。 どうぞ最後までお付き合い下さい。 2024年6月~9月のトマトの価格推移 2024年の夏は、トマトの価格が大きく変動しました。以下は、東京・大田市場におけるトマトの相対取引による卸値の「高値の平均」の推移です。 6月: 540円/キロ 7月: 621円/キロ 8月: 810円/キロ 9月: 843円/キロ(8月3... -
早期退職からの脱サラ農業ガイドです 極早生玉ねぎでリスクヘッジ!
カレー物価指数が上昇中ですよ! 2024年5月の「カレー物価指数」が過去10年間で最高値を更新し、1食当たりの費用が323円に達しました。さらに、6月には329円に上昇し、野菜やコメの価格が急騰しています。 特に、玉ねぎの価格が2024年6月時点で前年比75%もアップしている影響を受けています。 これは近年のベト病蔓延により収穫量が減っていることが原因の一つです。 家庭菜園で玉ねぎを育てることは、家計の節約だけでなく、新鮮で美味しい玉ねぎを手に入れる素晴らしい方法です。この記事では、玉ねぎの栽培方法や美味しい食べ方、さらにはおすすめの品種について詳しくご紹介します。家庭で育てた無農薬の玉ねぎを使って、カレーをもっと楽しんでみませんか? 「極早生玉ねぎ」はベ... -
早期退職からの脱サラ農業ガイドです 仕入値ゼロ品で儲けよう!
月も変わり朝晩は随分過ごしやすくなってきましたね。 9月になるとマクドナルドの「月見バーガー」やスーパーで山積みされている「秋限定のビール」などで秋を感じる方も私だけではないのではないでしょうか。 さてこの時期になると商魂たくましい農家の人たちは農作業と並行して「ハンター」の顔を見せます。 彼ら・彼女たちが探しているものは何でしょうか? 正解は河原や空き地、道路わきなどに群生している「ススキ」です。 「中秋の名月」のお月見用飾りにお買い求めになるお客さんのニーズがあるんですよ。 ただ…、「ススキ」が汗水流して育てた野菜よりも高い値段で売れるので複雑な気持ちになるそうです。 仕入値ゼロ円の商品とは? メルカリなどでせどりをされている方のご苦... -
早期退職からの脱サラ農業ガイドです 儲かる「オクラ」、究極の台風対策
2024年8月、大型の台風10号が九州に上陸し、オクラ農家に大きな被害が出ました。 被害に遭われた皆さんにはお見舞い申し上げます。 こちらの記事では、大型・猛烈な台風接近時に「オクラ」の生産者が取るべき対応を含めて、 少しでも多くオクラで儲けられる方法について紹介しています。 私が実践したオクラの台風対策は・・・台風接近前に短いものや花も含めて『全採り』あるのみです! もう一つは残暑の厳しさを逆手に取って種まき時期を遅らせる作戦です。 年々残暑は厳しくなる一方ですから、通常5月頃に行うオクラの種まきを7月にずらしてみてはいかがですか? 台風の影響で競合が減って単価が高くなった時期に出荷できる可能性があります。 詳しくは目次から「儲かるオクラ栽培に... -
早期退職からの脱サラ農業ガイドです パクチーで儲ける!
パクチーが2016年に「今年の一皿」に選ばれたのは驚きましたが、あれから随分経ちましたね。日本国内でのパクチーの生産量は、近年急増していて2016年の生産量は約364トンだったのが、2020年には約571トンと1.5倍以上に増えているんです。 全国的に見ても福岡県で153トン(26.8%)、千葉県で100トン、茨城県で80トンと主に大都市近郊で生産されています。一次的なブームで終わらずに、独特の香りと味や、健康・美容への効果なども注目されて、エスニック料理の薬味として随分浸透してきました。 またパクチーはタイ料理のトムヤムクンとかに使われるイメージが強いですが、日本各地で就労者が急増しているベトナム人やミャンマー人にも人気で、ニーズは年々高まっています。 時代を先... -
早期退職からの脱サラ農業ガイドです 山椒栽培は儲かる?
近年、山椒の市場価格は驚くほどの上昇を見せています。 原因は収穫量減少をもたらす気候変動や、高齢化による農家減少などなど。 これに加え、矮小化栽培技術の普及や補助金制度の導入で、山椒栽培はますます魅力的な選択肢となっています。 農業を始めたいけど何を育てたら良いか分からない、そんな皆さん、今は山椒が旬かも知れませんよっ! 今回は、「儲かる果樹」として注目される山椒の潜在力や魅力について掘り下げていきます。 皆さんの農業経営に新たな視点を与えるかもしれません。 最後までどうぞご覧くださいね。 儲かる果樹栽培、山椒の魅力とは? ある山椒生産者さんの楽天市場での直売価格を見ても2017年と比較して2倍近くに値上がりしてますね。 その原因は「気候変動...
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