暑い盛りには後回しとなっていた草刈り作業が大変ですね。長年使ってた刈払い機も買い替えを検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実は私もホームセンターで購入した刈払い機が2年持たずにギアボックスが壊れてしまいました。
お世話になっている業者さんに相談したところ、性能重視であればと『ShindaiwaのRM3027-2TD』をご紹介いただき、実際に使ってみました。
このプロ仕様の刈払い機は、別名『ランボルギーニ』とも呼ばれてるそうで、以前使用していた20,000円台のものとは比べ物にならないほどの使い心地で、すごく満足しています。
Shindaiwa RM3027-2TDを使ってみた感想
刈払い機の「スーパーカー」、「ランボルギーニ」という異名もあるとのことで、ハードルをかなり高くして使ってみたところ、以前使っていた20,000円台のものとは比較にならない使い心地で大変気に入っております。
パワフルなプロ仕様
山仕事用のプロ仕様となっており、そのパワーは素晴らしいです。通常の草刈りであれば、チップソーではなくナイロンカッターで大体の草が刈れてしまいます。
パワーがあってもU字式のハンドルであれば安全性に問題はないですね。
負担を軽減する肩掛けバンド
「ハーネス」と「腰バンド」と一体化した「肩掛けバンド」により、機械本体の重量を分散して負担できるため、疲労感なく作業ができます。
今まで使っていたホームセンター仕様の草刈り機ではバンドを斜めに掛ける肩掛け式でした。これだとエンジンの重みが肩だけに掛かるため、作業後に肩にバンドの跡がつくこともありました。
一方でRM3027-2TDは「肩掛けバンド」が標準装備されていて、これが優れモノなんです。肩にはほぼ負担がなく、腰だけで軽~く支えてくれてる感じで、凄く楽ちんです。
従来は作業後に腰・肩を中心に全身で疲労感を感じていたのですが、この肩掛けバンドのお陰で作業後に「あれ?全然疲れてないぞ?」という不思議な感覚を体験できます。
また「背負い式の草刈り機」ではエンジンの熱が背中に直に伝わったり、空調服のファンを塞いでしまう欠点があり、夏場の草刈りを躊躇しましたが、こちらの肩掛けバンドでは絶妙にその点が解消されている点も高評価です。
広範囲の草刈りが可能
「肩掛けバンド」の腰にあるフックを支点としてヘッド(刈刃)を動かすことができるので、腰を捻ることなく広い範囲の草が刈れます。
腰痛持ちの自分は従来品を使用する際はサイドステップを踏むようにヘッドを動かしていたのですが、本製品は両手を軽く前後左右させるだけでヘッドが自由自在に動きますから、多少足場が悪いところでも楽に刈れる点にも高評価です。
一方でUハンドルの弱点は斜面での作業がやり辛いのは間違いないです。ただし、それ以外のループハンドルやツーグリップハンドルでは斜面での草刈りは出来るけれども安全性には乏しいのは皆さんご存知の通りです。近年は集落でまとめて業者へ発注してリモートロボットで作業してもらったり、防草シートを張ったりする場面が増えており、これが主流となることと思います。
このことから圧倒的に高い安全性と平地での作業のしやすさから、選択はUハンドル一択でした。
メンテナンスが簡単
「肩掛けバンド」の腰にあるフックで本体を吊り下げる仕様となっているため、軽トラックの荷台などでフックから本体を外すだけで『給油や刃の交換』などのメンテナンスが腰をかがめずに簡単に行えます。
肩掛けバンドを外す必要がないのも便利です。
腰痛持ちには大変助かるユーザーフレンドリーな商品です。
燃料効率
燃料タンクの容量が700mlと大きく、長時間の作業でも燃料補充が少ないです。
チップソー ブルーシャークを使ってみた感想
特徴と利点:
- 耐久性:
- 特徴: チップを守るコブと衝撃吸収スリット入りの独特の基盤形状です。
- 利点: 作業場所に石が非常に多く、以前は1枚500円程度のものを使ってたのですが、1日でチップが全て飛んでしまうようなこともありました。ブルーシャークは石に当たってもチップが飛びにくく、刃が欠けにくい。
- 切れ味:
- 特徴: 一般草刈りや荒地刈りに最適で、切れ味が持続。
- 利点: 作業効率が向上して、草刈りが楽になったのは間違いないです。
- 適用範囲:
- 特徴: 畦や公園、庭の雑草刈りに適してます。
- 利点: 幅広い用途に対応できるため、さまざまな場所で使用可能。
- ユーザーの声:
- 特徴: シャークシリーズで一番の廉価盤ですが、多くのユーザーから高評価を得ていて業者さんのお店では売上No.1のチップソーであるとのことです。
- 利点: 切れ味や耐久性に満足している声が多く、信頼性が高い製品。
石がさほど多くない畑の中などでの作業が主であれば鋭い切れ味が特徴のチップソーなどがお薦めなのかもしれませんが、土手や公園などで作業する分には耐久性が重視のブルーシャークは評価されると思います。
ナイロンコードカッター スピードフィードを使ってみた感想
使いやすさ
YouTubeでの解説動画などもありスピードフィードは取り付けが簡単で、コードを巻くのも楽だと多くのユーザーから評価されています。特に、ケースを外さずにナイロンコードをセットできるため、作業の中断が少なくて済む点が好評のようです。
今一つ慣れが必要なようで、今のところ自分の評価は「普通」です。
耐久性
まだ使い始めたばかりで分かりませんが長持ちするという評価もあり、コストパフォーマンスが高いとされています。耐久性が高いため、頻繁に交換する必要がない点が魅力です。
ERBAアルエッジ ツイストを使ってみた感想
切れ味と耐久性
ERBAアルエッジ ツイストは鋭い三角エッジとアルミ含有の太さ2.4mmにより、切れ味が鋭く、長持ちするとの評価があります。特に、プロの現場でも使用されることが多いです。
Shindaiwa RM3027-2TDのパワーとの相乗効果で楽々と広範囲の草が刈れます。
コストパフォーマンス
価格は少し高めですが、その分耐久性があり、コストパフォーマンスが高いとされています。長期間使用できるため、結果的にコストを抑えることができるというレビューなのですが、RM3027-2TDのパワーが強すぎるためか消耗に関しては従来使っていたナイロンコード(4角形)と同じくらいに感じてます。
振動の低減
切れ味が鋭いため、ナイロンコード専用の刈払機を使用することで、振動が少なく、作業効率が上がります。長時間の作業でも疲れにくいのは実感します。
静音性
ツイストタイプのコードにより、静音性が向上していると評価されています。近隣への騒音を気にせず作業ができる点が魅力とのレビューを読みました。
確かに、言われてみるとコード由来の騒音は、全く気にならないなと実感してます。
結論
プロ仕様の草刈り機で通常の畑の周りの管理だけでは勿体ないハイスペックの刈払い機セットで、購入すると肉体的にも時間的にも負担が小さくなります。
更にこちらを購入することで、耕作放棄地の対応に苦慮されている近隣のお年寄りのお手伝いなどでお小遣い稼ぎされるなど、有効に活用することでリターンが最大化されると思います。
持っている方が近くにいらっしゃったら一度背負わせてもらったら、Shindaiwa RM3027-2TDの良さが分かって頂けると思います。
またエンジン始動時のスターターを回すコツをまとめます。
- 燃料確認:燃料タンクに十分な混合ガソリンが入っているか確認します。
- チョークレバー:エンジンが冷えている場合は、チョークレバーを「閉」位置にします。
- プライマーバルブ:プライマーバルブ(透明な分厚いビニール素材のボタン)がある場合は、数回押して燃料をキャブレターに送ります。
- スターターロープ:スターターロープをゆっくり引いて、エンジンの圧縮を感じたら素早く引きます。
- チョークレバー調整:エンジンが始動したら、チョークレバーを「開」位置に戻します。
なお家庭菜園での使用を検討される方には間違いなく本機はオーバースペックです。近隣への騒音対策も必要であり、そもそも草を刈る対象面積も広くないでしょうから、バッテリーの持ちが1時間30分前後ではありますが「マキタ社」の充電式のものが第一候補となると思われます。
最後までご覧頂き有難うございました。
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