私は自営農家を10年間経営し、今もまた農業に関わる仕事をしてきた経験上、食に関わる方たちのご苦労を出来るだけ多くの方にご理解頂けるよう情報発信に努めています。
特に最近気になっているのが、茶業と酪農に関わる方たちの困窮です。
茶葉農家は年収90万円と言われており、また酪農家も補助金頼みの生活でどちらも離農・転作する方たちが後を絶たず、このままでは国産茶も国産牛乳も近い将来には富裕層だけが楽しめるものになってしまいそうです。
何か産地のお役に立てることはないかと考えた結果、皆さんにご協力いただきたいことがあります。
それは「ふるさと納税」の活用をお願いすることでした!
ふるさと納税は皆さんがお住まいの自治体だけでなく、その一部を全国の地方自治体に寄附をして、返礼品を受け取ることができるシステムです。
でも利用している世帯数は、たったの891万世帯で22.7%(住民税対象世帯数:3,924万世帯)だけみたいです。
自分たちはもう退職してしまったから関係ないよね…
いえいえ、「年金を受け取っている方」でも、「ふるさと納税」を活用することができることをご存じですか?
年金受給者でも「ふるさと納税」制度を上手に活用すれば、お得に生活を豊かにすることが可能です。
例えば、年金収入が年間200万円ほどの方なら、寄附の目安はおよそ1万円〜1万5千円。
この範囲内であれば、「伊藤久右衛門の宇治抹茶ティラミス6個入り(約4,990円相当)」が、実質2,000円のご負担で楽しめることになります。
抹茶好きにはたまらない、ちょっぴり贅沢なご褒美スイーツ──ご夫婦で分け合えば、連休中のひとときがより豊かになりますね🍵✨
今回は、年金受給者の方々がどのように「ふるさと納税」を活用できるか、税制面や寄附上限額を踏まえたプランを提案させて頂きます。

頑張っている農家や酪農家のお役に立ちます!
そして皆さんの、お得にもなります♪
「ふるさと納税」を知る切っ掛けになったら
すっごく嬉しいです!
📚ポイント1. 年金生活でもふるさと納税できる?やさしく解説します
まず、「ふるさと納税」を利用するための基本的な条件をご紹介します。
国民年金や厚生年金、企業年金などの収入があり、それらに課税されていれば、控除を受けられる可能性があります。
ポイントは、年金の一部でも「課税されているかどうか」。ここが判断の分かれ目です。
✨年金受給者の方が簡単に課税されているか分かる方法
自分の年金が課税対象か不安な場合は、ズバリ「日本年金機構」に電話で問い合わせましょう!
- 年金機構への問い合わせには、年金番号、本人確認書類、源泉徴収票や支払明細書があると便利ですよ。
- 具体的な質問内容「公的年金の収入に課税されているかどうかを確認したい」とメモしておく
- 電話番号:0570-05-1165(ナビダイヤル)、03-6700-1165(一般電話)
- 受付時間:
- 月曜日:午前8時30分~午後7時
- 火曜日~金曜日:午前8時30分~午後5時15分
- 第2土曜日:午前9時30分~午後4時
- 休業日:土・日・祝日(第2土曜日を除く)、年末年始(12月29日~1月3日)
🔎ポイント2. 年金受給者の「ふるさと納税」寄附額目安はいくらぐらい?
年金受給者が「ふるさと納税」をどれだけ寄附できるかは、年金の収入やその他の所得によって決まります。
まずは「ふるさと納税」の対象となる収入について整理して参りましょう!
💹 年金・投資収益と「ふるさと納税」の関係一覧表
「ふるさと納税」が活用できる対象は公的年金の受給者だけではないんです。
企業年金や確定拠出年金(DC)といったものは勿論対象です♪
また銀行や生命保険会社から勧められて入っている方もきっと多いであろう民間の「個人年金保険」も対象となることがほとんどのようですね。
ただ残念ながら国債や株式の配当や売却益は対象とはならないことが多いようですね。
種類 | ふるさと納税の控除対象? | 備考 |
---|---|---|
公的年金(国民年金・厚生年金) | ✅ 対象 | 所得控除後の課税部分が控除対象 |
企業年金・確定拠出年金(DC) | ✅ 対象 | 雑所得または一時所得として課税される |
個人年金保険(民間) | ✅ 対象の場合が多い | 多くが雑所得として課税される契約内容(受取方式による) |
満期一時金型の年金保険 | △ ケースバイケース | 一時所得扱い、控除次第で非課税になることも |
利子・配当・株式売却益 | ❌ 含まれないことが多い | 特定口座「源泉徴収あり」の場合、所得に含まれず控除枠に影響しない。 ※「確定申告」していれば ✅ 対象に含まれることもある |
また目安として、以下の年金収入ごとの寄附額を参考にしてください。
年金収入 | ふるさと納税寄附目安額 | 実質自己負担額(控除後) |
---|---|---|
200万円 | 約10,000円〜15,000円 | 2,000円程度 |
250万円 | 約15,000円〜20,000円 | 2,000円程度 |
300万円 | 約20,000円〜30,000円 | 2,000円程度 |
年金受給者でも、自分に合った寄附額を選ぶことで、お得に返礼品を受け取ることができます。
年金収入は200~250万円前後の方が一番多いとのことですので、多くの方がふるさと納税で10,000~20,000円は寄付出来ますね。
出典:ソニー生命 老後の年金受給額はいくら?平均受給額や計算方法について解説|ソニー生命保険
🛍ポイント3. 年金受給者におすすめの「ふるさと納税」返礼品は?
返礼品選びは通常のネットショッピングと全く同じように愉しめる工夫がされてます。
有名な2社をピックアップしましたのでどうぞご覧くださいね。
年金受給者の方に特に人気のある返礼品をいくつかご紹介します。
生活に役立ち、ちょっとした贅沢も楽しめる寄付金金額10,000円以上のアイテムから、安くて美味しそうという寄付金金額1,000円のものまで盛りだくさんですよ。
⚖️ポイント4. ふるさと納税の税制優遇について
年金受給者が「ふるさと納税」を行う最大の利点は、税制優遇を受けられることです。
「ふるさと納税」は、実質的に自己負担2,000円で様々な返礼品が手に入る制度です。
- 税控除が受けられる:「ふるさと納税」を通じて支払った寄附金額は、所得税や住民税から控除されます。年金受給者も、寄附額に応じて税金が軽減されます。
- 控除対象となるのは寄附額:年金以外の収入が少なくても、年金収入が課税対象となっていれば、「ふるさと納税」の寄附額控除を受けることができます。
ただし、年金だけでは控除限度額を超える寄附はできないので、自分の年収に応じた金額の寄附を選ぶことが大切です。
🧾 はじめてでも大丈夫!ワンストップ特例って何?
確定申告をしなくても大丈夫な、ふるさと納税の控除が受けられるワンストップ特例制度がありますよ!
✅ 利用できる人の条件
以下の3つすべてに当てはまる方が対象です:
- 給与所得者(会社員など)で確定申告の必要がない人
- その年に寄附した自治体が5団体以内→選ぶのは5つまで!6つ選ぶと確定申告が必要になります!
- 各自治体に「ワンストップ特例申請書」を提出した人
ふるさと納税ワンストップ特例申請手順、完全ガイドします!
- ふるさと納税をする
- 「楽天ふるさと納税」や「さとふる」で寄附したい自治体・返礼品を選び、寄附手続きを完了します。
- 寄附手続きの際に、「ワンストップ特例を希望する」にチェックを忘れずに!
- 「ワンストップ特例申請書」が郵便で届く
- 寄附後、自治体からワンストップ特例申請書が自宅に郵送されてきます。
- 申請書が届いたらすぐに返送!
- 申請書に必要事項(氏名、住所、マイナンバーなど)を記入し、本人確認書類(マイナンバーカードのコピーなど)を添付して、寄附先の自治体に返送します。
- **返送期限(1月10日必着)**を待たず、申請書が届いたらできるだけ早く返送しましょう!
以上で終了です!
とっても簡単ですから心配いらないですよっ!
ポイント5.【ちょっと耳より】楽天ふるさと納税なら、寄附でポイントが貯まります(2025年9月末まで)
ふるさと納税って、「応援したい地域を選べる」「お礼の品が届く」だけでも嬉しいものですが、
実は楽天ふるさと納税を使うと、楽天ポイントも一緒に貯まるってご存じでしたか?
楽天市場と同じ感覚で、寄附もカートに入れてお買い物するような手軽さ。
しかも今なら、寄附金額に応じてポイントがしっかりつきます(※2025年9月末までの予定)。
「お買い物マラソン」や「5と0のつく日」に寄附すれば、ポイントがさらに増えることもあるんです。
「カード持ってないけど、私も使えるの?」という方へ
こういうお得な話って、つい「若い人向けかも…」と思いがちですよね。
でもご安心ください。年金を受け取っている方でも、楽天カードは申し込める場合が多いんです。
年金は立派な「安定収入」として見なされるため、年金生活の方もカードを作れる可能性は十分にあります。
楽天カードは年会費も無料で、楽天市場のお買い物にも使えてとっても便利な、日本で一番普及しているクレジットカードで、私も勿論持ってます。
そして楽天カードは全国のスーパーやJA系列の産直市場、ガソリンスタンドや勿論コンビニでも使えて「便利!」で、引き落としは毎月皆さんがお持ちの「ゆうちょ銀行」や「JAバンク」などの銀行口座から引き落とされます。
また財布を無くしてしまうと現金は戻って来ないですが、クレジットカードなら再発行してもらえて「安心!」です。
そして「ふるさと納税」という税金の支払いにクレジットカードが使えるのは、今年の9月までがラストチャンスです。
「ふるさと納税」を始める機会に楽天カードに入会すると、入会特典で5000円分のポイントがもらえます。
つまり…家族会議で返礼品で何をもらうか考える予算枠が5000円分も増えるんですよね!
寄附をすることで産地を元気づけて、地元の名産が届いて、さらにポイントもちょっとおまけで付いてきます。
ついでに返礼品、何にしようか家族会議をしてるのを想像してたら、ちょっぴり楽しくなって来ませんか?
※楽天カードのお申し込みについて、ちょっとだけ補足です
年金を受け取っている方でも楽天カードを申し込める可能性はありますが、
すべての方が必ず受け取れるわけではありません。
楽天カードには所定の審査があり、お申し込み内容に応じて結果が異なります。
また、年金が「安定収入」として見なされるケースでも、
年金の通知書や課税証明書など、収入に関する書類の提出を求められることがあります。
✅ 公的年金(国民年金・厚生年金など)はもちろん、企業年金や個人年金も審査の際に考慮されることがあります。
「ふるさと納税でもポイントもらえるなら、カード作ってみようかな」と思われた方は、一度ご自身の収入状況や書類の準備も含めて、無理のない範囲でご検討くださいね。
📝 まとめ:年金受給者の皆さんも「ふるさと納税」を活用しましょう!
年金受給者の方々でも、「ふるさと納税」を上手に活用することで、お得に返礼品を楽しみながら、税金控除のメリットも受けることができて、何よりも困っている生産者の皆さんの支援が出来ます。
この方法以外にも「クラウドファンディング」などを紹介しようと思ったのですが、自治体がまとめ役を買って出てくれている「ふるさと納税」が一番安心で安全という結論になりました!
年金受給者の方々も「ふるさと納税」を利用して、素敵な返礼品を手に入れてください!
皆さんにぴったりの返礼品が見つかるかもしれませんよ。
その場合は来年も再来年も、同じ生産者の応援を続けて頂けたら、心から喜んで頂けると思います。
また感想を「楽天ふるさと納税」などのレビューで送ってもらえるだけでも生産者のたちの明日への活力となります。
そして皆さんがお友達やお知り合いに、この活動が広めて頂けると産地で働く皆さんの元気に確実に繋がります。
そして楽天カードを有効に使うことで、お得さも、そして楽しさもアップすると思いますから、是非家族会議の話題に「ふるさと納税」を取り上げてみて下さいね。
🌟 次回予告:
次回は、「ふるさと納税」を利用した具体的な返礼品の選び方や、年金受給者におすすめの自治体について詳しくご紹介します。お楽しみに!




最後までご覧頂き有難うございました
「ふるさと納税」を少しでも分かって頂けたら嬉しいです
皆さんの感想、どうぞお聞かせくださいね。
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