まとめ記事 これから始める農業は、「趣味の範囲」で取り組んでみては?

地球温暖化の進行は、農業の未来に深刻な影響を及ぼしています。ベテラン農家でさえ対応に苦慮している現状では、これから農業を始めようとする方にとって、収益化を目指すことは非常に困難であると言わざるを得ません。

農業を生活の手段とすることに固執するのではなく、発想を転換し、「趣味」として農業を楽しむという選択肢があります。これは現実的なリスクを抑えつつ、その魅力を存分に味わえる方法です。

生活の糧とするには多額の初期投資や作業負担が必要な作物もありますが、趣味として取り組むことで日々の作業を気軽に楽しむことが可能になります。

どうしても収益性を追い求めたいという方は、高付加価値の作物を選ぶことで、持続可能な農業に挑戦する道も開けるでしょう。

日本の農業の課題や可能性を見極める一環として、海外での農業体験を活用することも一つの方法です。異文化の中で新しい視点を得ることで、より広い視野から農業のあり方を考えるきっかけとなるでしょう。

初めて農業に挑戦する際には、趣味として楽しみながら現実性を重視したアプローチを心掛けることで、安全かつ効果的に農業を始めて欲しいと願います。

目次

地球温暖化が農業に与える影響

地球温暖化は農業にとって看過できない最大の課題となっています。

例えば山形県のサクランボ栽培は、温暖化の影響を受けて2024年には記録的不作に見舞われました。

猛暑や異常気象により、収穫量が大幅に減少し、今後安定した生産がますます難しくなっています。

温暖化に対応するため、以下のような対策が検討されています

  • 暑さに耐性がある品種への切り替え:紅秀峰などの品種は、温暖化に適応する可能性があります。
  • 生産地の移動:北海道など、より涼しい地域への移転が進められています。
  • 加温栽培:畑全体をビニールハウスで覆い、温度管理を行うことで品質を維持する試みが行われています。

これらの対策には追加コストが伴い、個人農家にとっては大きな負担となります。

また、過去の成功事例をそのまま適用することが難しくなり、農業で生活を支えることがさらに困難になっています。

その道、何十年のベテランですら収益が確保するのが実情です。

これは山形のサクランボに限ったことではなく、私も温暖化する気候のため、納得がいく人参を育てることが出来なくなったため、自営農家を廃業しました。

皆さんに克服できる要素があるのか、どうぞ冷静に考えてみて下さい。

趣味としての農業のすすめ

農業を生活の糧としてではなく、趣味の範囲で始めることが最善です。

例えば、家族が食べる程度の作物を育てるのは魅力的ですね。

しかしコメの栽培には多額の機械への設備投資費用がかかるため、お店で購入する方が現実的と言えます。

その場合、既存の米農家に協力を申し出て、少量の収穫物を分けてもらうなど、実際的な方法を検討できます。

私がお薦めする趣味の範囲で楽しむ農業では「農地を買わずに借りる」ことでリスクを減らします。

ほとんどの農地は将来、どなたかに売ることは大変難しいのですが、買い手がつくまで「草刈り」などの作業を「子々孫々の代」まで担う責任が付いて回る「大きな負債」となります。

「自宅のすぐそばにある畑」や「敷地内に井戸がある畑」など良い条件の農地でも、草刈りが負担になっている地主さんにとっては「負債」です。

1000㎡の広さあたり1年間1万円といった賃料が相場です。

貸してもらえる畑はたくさんありますから、じっくり選んでみて下さい。

高付加価値作物としての果樹栽培

皆さんが農業でどうしても収益を上げたいと考えるのであれば、その可能性はゼロではありません。

そのためには、高付加価値の果樹栽培が重要なカギとなります。

特に山椒は国内での需要が高く、収益性の高い作物です。

収穫期の人材確保という課題を乗り越えれば、採算が取れる可能性は十分にあります。

ただし、果樹栽培を行う際には、将来的に収穫準備が整った農地の返還を地主から求められるリスクがあります。

その対策として「農地を購入する」必要が生じるため、その覚悟が求められるでしょう。

海外農業体験の魅力

海外で短期間の農業体験をすることで、日本の農業の課題をより深く理解しつつ、異文化交流や非日常を楽しむことができます。

家族での海外体験は、新しい視点を得る機会としても非常に魅力的です。

特に「ワークアウェイ」などのプラットフォームを活用することで、現地の農業に参加しながら文化や価値観を学ぶことが可能です。

早期退職などで時間とお金に余裕のある方は、農地や農機の購入は少し後回しにしてみてはいかがですか?

スマート農業の課題と展望

近年注目されているスマート農業は、効率化を図る一方で高額な初期投資と維持コストが課題となります。

技術革新を取り入れる際には、現実的な計画と規模の見極めが欠かせないのです。

2024年に倒産したスプレッド社の例が示すように、スマート農業であっても収益の確保は容易ではありませんので、転職先としての農業についても十分かつ慎重な情報収集が必要となります。

まとめ 初心者に向けた農業の提案

初心者がこれから農業を始めて収益を稼ぐには「ラスボス」である「地球温暖化」が大きな障壁が立ちふさがっています。

農業は趣味と割り切ってリスクを抑え、日々の農作業を楽しむことを目指すべきです。

どうしても農業で稼いでみたいという、時間もお金にも余裕がある方は「ワークアウェイ制度」を活用して海外での就農体験を通じて、ご家族との忘れられない良い思い出を作ってみてはいかがでしょうか?

その結果、今一度、ご自分のやろうとしている農業が今後も生き残れるものなのかも幅広い視野で考えてみることができると思います。

どうしても日本の農業に貢献したいという方は、高付加価値作物や地域特性に合った小規模な取り組みを推奨します。

具体的には「ラスボスの地球温暖化」にも負けない、「お手軽に費用を掛けなくても済む野菜」をお薦めします。

ニンジンでもトマトでも、皆さんが思い浮かべる大体の野菜は温暖化対策で北海道に産地がシフトして行ってます。

これからの日本の農業で何を作るべきかと言うと「暑い国でも育つ野菜」、

「パクチー」です!

植木鉢やプランターでも育てられるお手軽野菜です。

国内での生産量が少ないこともあって、スーパーで1株200円くらいで売ってます。

これを毎日3か所の売り場で10袋ずつ売ることが出来たら、1日6000円、1週間で40000円の売上になります。

詳しくはこちらの記事にまとめてますのでご覧くださいね。

経験者や専門家との協力を通じて、持続可能な方法で農業を楽しむことができるような人脈の構築など、慌てずにじっっくりと取り組んでみて下さい。

農地は今後、いつでも格安で手に入りますから就農時期は焦らないで結構ですよ。

お金を掛けない楽しむ農業で人生を豊かにして下さいね。

パンチです

最後までご覧頂き有難うございます。
農業に関する質問や疑問、
出来るだけお応えしますので、
お気軽にお問合せ下さいね!

よかったらシェアしてください
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


このサイトは reCAPTCHA によって保護されており、Google のプライバシーポリシー および 利用規約 に適用されます。

reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。

目次